もしもの時
私はどうなるの?

もしもシリーズは、
あなたを見守るアプリです。
もしもの際に、
あなたに代わって大切な方へ連絡し、
その後の手続きがスムーズに進むよう
サポートします。

Q. 私はどうなるのでしょうか?

A. 事前相談や指示の有無、環境やケースによります。

アプリは、あなたの見守りを行い、あなたがもしもの時に友だちや関係各所へ連絡する仕組みを提供しています。 ここでは、万が一の事態が発生した場合の一般的な流れと、あなたが事前に準備できることについて解説します。

もしもの時の流れ

1. 発見と初期連絡

アプリがあなたの異変を検知、またはあなたが事前に設定した条件に基づき、指定された友人・知人、関係機関(例:提携葬儀社)へ自動で連絡します。
※地域や開始時期によっては、関係機関を友だちリストに追加できない場合があります。暫くお待ち下さい。

2. 友人・警察の対応

連絡を受けた友人や関係者があなたの安否確認のため、自宅等を訪れます。 犯罪行為と疑われないように、原則として警察に立ち合い頂き、部屋に入室することになります。

3. 現場検証と捜査

あなたが自宅で倒れている場合など、事件性の有無を調べるため、警察による現場検証や家宅捜査が行われます。 この間、関係者以外の立ち入りは原則禁止されます。ペットなどの救出は、警察の指示に従って行います。

4. 検視・検案

死因を特定するため、遺体の検視が行われます。必要に応じて行政解剖が実施されることもあります。 検視結果に基づき「死体検案書」が発行されます(これは死亡届提出に必要な、医師の死亡診断書と同等のものです)。

5. 鍵の返却と遺体の引き渡し

事件性がないと判断されれば、警察が管理していた鍵が返却され、家族や友人が部屋に立ち入れるようになります。 遺体は検視の間、警察が保管し、その後、家族や友人に引き渡されます。

6. 葬儀の手配

葬儀が予定されていれば、遺体は搬送可能な葬儀社に引き渡されます。 アプリを通じて事前に葬儀社と連携していれば、連絡がスムーズに行われ、葬儀社が相談役として家族や友人と共に進行をサポートします。

葬儀を省略する希望も事前に伝えることは可能ですが、 遺体搬送や24時間以内の火葬禁止といった法律、火葬場の状況などから遺体安置は概ね必須となるため、 簡易的な葬儀や火葬のみを業者に依頼しておくことも選択肢の一つです。

7. 死亡届の提出と火葬許可

業者(代理提出)または家族・友人(家主が記載し代理提出)が、行政へ死亡届を提出します。 これにより「火葬許可証」が発行されます。

8. 火葬

遺体は火葬許可証と共に火葬場へ運ばれ、火葬されます。

9. 遺骨の引き渡しとその後

火葬後、遺骨が家族や友人に引き渡されます。 その後の処遇は、家族や友人の希望、またはあなたが事前に伝えた希望(例:散骨)に基づいて行われます。

事前の準備でスムーズに

基本的には、あなたが事前に希望する方法で多くのことを進行できます。 以下の点を準備しておくと、残された家族や友人の負担を軽減し、あなたの意思を尊重した対応が期待できます。

  • 専門機関との連携: アプリ連携対応の葬儀会社、弁護士事務所、住宅管理会社などと事前に相談しておくと、 自動連絡から調整、搬送、各種手続きまでスムーズに進みます。
    リリース当初は連携先が少ないため、ご迷惑をおかけしますが、順次拡充して参ります。
  • 希望の明確化: 最低限の葬儀、火葬、散骨や納骨などの希望を事前に業者や信頼できる人に伝えておきましょう。 これにより、家族や友人も迷わず対応できます。
  • 費用の準備: 支払いについて、事前に済ませるか、 生命保険(受取人は原則家族に限定、業者への支払いは信託銀行のプランで一部あり)で支払うため一時的な立て替えを依頼するかなどを、 「鍵付きノート」に具体的に記載しておきましょう。

ご注意ください: 葬儀以降の手続きに関しては、最終的に残されたご家族やご友人の判断や意向も影響します。 そのため、あなたの希望が100%その通りに実行されるとは限りません。 しかし、事前の意思表示は非常に重要です。